あぐらで行う「肩甲骨ストレッチ」まとめ
今回は、あぐらで座った状態から肩甲骨をしっかり開き、胸を張って腕を上げていくストレッチです。
肩甲骨まわり(特に背中側)の動きを出しながら、胸を開きやすい姿勢を作るのが目的です。
やり方
1)あぐらで座る
背すじを軽く伸ばして、あぐらで座ります。
2)手を前で組んで、前へ伸ばす
手を前で組み、腕を前方へぐーっと伸ばしていきます。
ポイントは、肩甲骨が左右にしっかり開くまで、手を前に押し出すことです。
3)肩甲骨を開いたまま、胸を張る
手を前に伸ばし切ったら、その位置で肩甲骨を寄せずに、胸を張って上体を少し起こします。
「肩甲骨は開いたまま」「胸は張る」を同時に行います。
4)そのまま腕を上へ上げてキープ
胸を張った状態を保ったまま、腕を上へ上げていきます。
上げたところでキープします。
5)お腹のあたりから、少しずつ上に伸びる
キープしたまま、お腹のあたりが2〜3cm上にのぼるようなイメージで、体をずーっと上に伸ばします。
左右の伸び感をしっかり感じましょう。
前屈のストレッチとしても気持ちよく伸びます。
6)ゆっくり戻して、もう一度くり返す
ゆっくり元に戻します。
もう一度、手を前に出して肩甲骨を最後まで開き、胸を張ったまま腕を上に上げていきましょう。
コツ
- 手を前に伸ばすときは「肩甲骨が左右に開く」感覚を優先する
- 胸を張る場面では「肩甲骨を寄せない」のがポイント
- キープ中は「お腹のあたりから上に伸びる」意識で、体幹を長くする
- 呼吸は止めずに、ゆっくり行う
目安回数
2〜3回くり返すだけでもOKです。
伸び感が出たところで、無理のない範囲で行ってください。
注意点
- 肩や首に痛みが出る場合は、腕を上げる高さを下げる
- 腰を反らしすぎないように、お腹の前側を軽く引き上げる
- 痛みが強い場合は中止する
【補足】自律神経体操で見る「肝臓(肝経)」との関連
自律神経体操では、筋肉を「そこだけの問題」とせず、経絡(体の流れ)と合わせて全体で評価します。
とくに大胸筋の胸骨〜肋骨側(胸肋部)は、肝臓に関わる肝経の指標として捉え、筋の反応から肝経の巡りや負担のサインを読み取ります。
胸が張りにくい・肩が上がりやすいときは、胸郭(肋骨まわり)や呼吸の浅さ、ストレスによる緊張なども影響しやすいポイントです。
今回のように「肩甲骨を開いたまま胸を張る」動きを丁寧に行うことで、胸郭が広がりやすくなり、代償(首・肩の力み)を減らしながら、回復しやすい姿勢と呼吸の土台づくりにつながります。
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